0019-09-02

洋楽1年生

先日、美容院の店長さんと70年代王道ロックについて雑談してからというもの、妙に頭からレッド・ツェッペリンの事が離れなくなってしまったので聴き返そうと手持ちの音源を捜した。が、全然ない。借りパクされたきりのもの、アナログレコードだけのもの(今うちには再生環境が無いの)ばかり。うちには手軽に聴けるZEPがひとつもない事が発覚。これには参った。うう~、なら買うか。と思い立ったがタイミング悪く既に深夜。しょうがないのでレンタル屋に走った。思えばレンタル屋でCDを借りるなんて5,6年ぶりだ。これまで「レンタルするくらいなら買う!」と意味無くこだわってきたが、それも今となっては我ながらよくわからない態度だったように思うのだ。
で、取り敢えず虚心に、ものすごく久し振りにレンタルのCDコーナーをつらつらと眺めてみると、
「いやあ~名盤がたくさん!これを安く聴けるなんてイイなあ」
と、なにかもう白痴のような感想を持ってしまった。
どうも、こういう「欲しいものは買う」という基本的な考えが崩れてきたのはP2P蔓延からのような気がしないでもない。自分でも稀少音源を落として喜ぶような事をしているし(ブートライブ等)。
あと「ひたすら音源を山のように買う事がカッコイイ」という渋的価値観が徐々に抜けてきたのかもしれない。
ま、いいか。
それで今回は

レッド・ツェッペリン IV」 誰でも知ってる代表作
リマスターズ」 お得なベスト。選曲:ジミー・ペイジ(必死だな)
ロウ」デヴィッド・ボウイ

を借りた。どうなのよこの選択って?俺は中学生か。
感想:「いやあ~「天国の階段」って本当にいい曲だな」
・・・
・・・
耳が退化してるのか?趣味が一回転したのか?「ウェインズ・ワールド」でコケにされているぞ?
「ビートルズならイエスタデイ、サザンオールスターズならいとしのエリー」級に頭の悪い感想だ。
でも心の底から思った事だし否定できん。
中学生時分との違いというと、リズムの解析力が上がったせいか「ジョーンジーで保ってるバンドだ」と気づいた事。まあ、いい事かも。
「ロウ」については、「やっぱりB面のが今となっては好きだ」。以上。
暗く重く冷たくて最高。

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