0019-09-20

自己紹介(07年9月Ver.)

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自己紹介(07年9月Ver.)

はじめまして。ハンドルネーム:Ben Hanscom(ベン・ハンスコム)と申します。
最近とみに注目されている「レコーディング・ダイエット」の存在を今年('07年)6月に知り、同下旬から始めています。

レコーディング・ダイエットとは作家・評論家・オタクタレント・大学講師・元ゼネラルプロダクツ~ガイナックス等々のキャリアを持つ岡田斗司夫氏の提唱するダイエット方法・そしてその思想です。
はっきり言って私は、この方の一種度を越した非情なまでの明晰さと、その語り口に魅せられています。「納得力」の高さでいうと山形浩生氏や橋本治氏級ではないでしょうか。
今までさまざまな分野で健筆を揮ったり、企画を世に出したりしておられましたが、この夏からは、大ヒット中の「いつまでもデブと思うなよ」というダイエット本の著者としてついにお茶の間レベルにまで知名度が浸透してきました。一般レベルでは「えっ50kgも痩身を?興味出た」でしょうし、彼の仕事を古くから知るオタクたちは「オタキングが痩せたってどういう事?」といろいろな意味で動揺した事でしょう。私もまた動揺しました。
そして「俺だってできるかも」と初めて思ったのです。

当時はまだ「いつまでもデブと思うなよ」は刊行されておらず、同主旨の草稿的な記載が岡田氏のブログに散発的に載っているのみでした。その時点で既にネット界でのクチコミで「オタキング岡田斗司夫がとんでもなく痩せたって?」と評判になっていました。私も人づてにその報を聞いたことがあります。
 ブログを読むだけでもそのダイエット方法の骨子はよく判り、刊行前にして彼の提唱する「レコーディング・ダイエット」はMixiユーザや個人Blog運営者達が実践を始めたりし、そしてその多数から絶賛を受けていました。
なぜか?
それは本当に効いたからです。そして太っている自分に当惑したり恥じたりしつつも、いわゆる身体改造やフィットネス、節食等を行おうにもその足がかりがまるで無く、「デブな自分はそりゃイヤだけど、でもどうしたらいいか判らないし。運動?食事制限?そりゃ確かに続ければ痩せるだろうけど、でも自分にはムリだぁ」
とはなから諦めていた膨大な層(その多くは非・体育系の最たるものであるオタク、そして慢性的なダイエットリバウンド経験者)が初めて「これなら出来るかも」「継続できるかも」「信用できる!」と思えたダイエットメソッドだったからです。

その詳細は、岡田氏の公式ブログ及び上記著作「いつまでもデブと思うなよ」をお読み頂くとして、私の場合だと6月下旬からスタートさせ、同年9月下旬の現在、その効果を実感しています。今もってそれは継続中であり、レコーディング・ダイエットの性質上、その終わりは時期的にはまだなんとも言えませんが、体重・体脂肪率の減少レベルでいうと、今はその1/3程度に達したあたりか?と自分では思っています。
具体的にいうと
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スタート時点:6/24
体重 74.4kg
体脂肪率 26.8%

これは身長161cmという矮小な体格を持つ身としては、いかにも過剰な体重です。
お察しの通り、一見してデブです。
ああ、昔は「小柄ながらもキビキビ俊敏な印象を与える、少年ぽい男」だったのになあ。
今じゃチビデブ初期中年だぁ。禿げてないのが唯一の救いだぜ、などと悶々としていました。
この年で少年ぽいもないものなので、若作りなどには興味ありませんが、しかし実際太いのには辟易してしまいます。
それよりも
肝機能 γ-GPT 134
血中脂質/総コレステロール 295


という、実にありがちではありますが、はっきりと「メタボリック・シンドローム」の兆候が現れており、そして改善どころか年々深まっていたところでありました。

そして開始以来3ヶ月弱である本日:9/19
体重 66.5kg
体脂肪率 23.0%


更に、これからの目標でいうと、
体重 52kg
体脂肪率 15%

(私の身長・年齢からすると適正な値)
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今、3ヶ月近くで体重7.9kg減、体脂肪率3.8%減を実現しています。
体脂肪重量は4.64kg減。


実を言うと上記数字でお判りのように、体重減と体脂肪重量減の数字が異なっています。
その差は「筋肉の減少」でもあるのですが、これは自分では特に危惧していません。
過重な脂肪を支えていた過剰な筋肉が落ちるのは当然であり、それを残したままであるというのはむしろ不要といえます。自動車でいうと「排気量やシャーシー重量に見合わない過大なエンジンを積んでいる」状態でしょうか、それは私の目的とするところではありません。それはまあ、筋肉質の身体になりたいのはやまやまですが、まずその前に余計な脂肪を落とし、適正な体型に収斂させてから改めて「対・筋肉」施策をしても別にいいではないか、と思ったからです。そしてそれは岡田氏が同著で示唆した事でもあります。

レコーディング・ダイエットの本質は「記録」にあります。
口にしたものを細大漏らさず記載する事。それによって既存の食習慣を視覚化し、肥満に陥った自分の経口摂取を見直す事。人によっては当たり前に出来る事が「デブ」にとっては盲点なのです。失ったその「身体に見合った食事を摂る」という身体感覚を復活させる事、そのためのステップ学習がこのレコーディング・ダイエットなのです。
その過程が進むにつれ、カロリー計測や軽い運動も取り入れるのですが、漸進的な記録項目追加という形をとるため、使用者にストレスはほとんどかかりません。それよりも「新たに獲得しつつある身体感覚」「記録/視覚による視点変化」「効果が上がるにつれ自己評価/周囲からの視線の変化」をまざまざと感じ取るプラスのフィードバックによりモチベーションも下がらず、理想的な痩身過程を実感できるのです。そしてその過程が極限に達すると、ドラスティックな変化が自分の身に起こるのですが、これは私自身も未体験でもあり、同著のクライマックスでもあるので、ここでは深くは触れずにおきます。

以上長々と屋上屋を重ねる的な記述をしてしまいましたが、要はダイエット記録です。お気軽にお読みくださいませ。
記録だけではいかにも無味乾燥とも思えるので、くだらない事ばかりではありますが日々雑記や軽いレビュー等もいろいろと綴っていきたいと思っております。

なにとぞ、よろしくお願い致します。


2007年9月
Ben Hanscom 記

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