0020-06-30

また一行雑感



・先日深夜、ワニータ(妹)と久し振りに電話で話したのだが、その際の用件話とは別に
 「今日は飲んで帰ってきて云々」というやりとりがあった。
 ちょっとメートル上がってるようでもあったので、ほう~そうなのかと思い
 「ことのほかお酔いになられてるの?」と尋ねた。
 こういった間違った敬語をわざわざ言ってみてそのバカさを楽しむ(そしてウザがられる)事は
 俺、割と多いです。すいません。

 しかしワニータときたら
 「う~ん、ちょっときこしめしてるかな」
 と、更にその斜め上をゆく答えをサラッと返してきたのには正直敗けたと思った。
 「きこしめす」ときた。もう半ば古語。雅びですらある。
 「伊勢瓶子は酢瓶なりけり」に近いインパクトだ。すげえ人だ。器が違う。
 
・クリームホワイトのハイカットのスリップオンを入手。とても嬉しい。紐靴以外を履くのは実は初めて。

・睡眠薬は最高。神の薬だわ。
 先週までとは明らかに体調が異なる。上がってきてますよ!!
 しかしお酒と一緒に飲むという最悪な行為もしてしまっている。悪い事とは判ってるんだけど、少しでも吸収を良くしたくて。
 ブライアン・エプスタインみたいに死んじゃわないように皆さん祈ってくださいませ。
 あの人はスピードボールと酒のカクテルなんだけどね…。だからそれとは違うので、まあいいのか。
 いや、良かないよな。猛省します。

・神といえば、スウィートチリペッパーは神の調味料としか思えない。
 最近初めて買って使ってみたが、醤油の次くらいに何にでも合う。
 
Pupaデビューアルバムが待ち遠しくて堪らない。これほど好みの音楽があったなんて。
 フリッパーズギター以来かもしれない。

・レコ屋に鼠先輩のCDが全然無い。ポップはあるのに。
 売れてるから品切れ?そんなはずもないと思うのに。

「ペット・サウンズ」(ジム・フリーリ)はとても素晴らしい本でした。

・「なると」に触発されたのか、最近いろいろな飲み屋で「若鶏半身」を強くプッシュしている。
 ・・・でも、どうなの?まだ他店で試していないけれど、あの素晴らしさに並ぶ出来なのか?
 俺はどうも信用ならねーと思うが、ものがものだけに凄まじい物量。従ってそうそう試す事もできない。
 どなたか「他店ではどうだったか」ご教授下さいませ。

・「地球の汚名」(豊田有恒)を今更ながら初読。
 作者自ら後書きでネタを割っているように「宙臣蔵」でした。
 うーん・・・俺ごときがこんな駄洒落を思いつくくらいだから、きっと発表時点で
 散々言われているんだろうなあ。
 それとも伝説の「星新一サロン」でとっくに出尽くしたギャグかもしれない。
 個人的には「お軽・勘平」ネタが秀逸。
 でも「年の瀬や 水の流れと人の身は 明日待たるる その宝船」ネタも欲しかった…。

・ある意味上記の豊田有恒氏ネタとかぶるかもしれないが、これまた今更ながら
 「タイム・パトロール」(ポール・アンダースン)読んだ。
 でも素人感想ながら、なんで
 「歴史改変=またひとつ並行世界への分岐」
 ↓
 「従って改変したところでその意味なし」
 という風にならないんだろ。不思議だ。
 ・・・もっぺん「タイムシップ」(スティーブン・バクスター)と広瀬正氏の一連のアレを読み返してから考えよう。
 
 残念ながら俺は「モンゴルの残光」と「TERRAの工作員」と「T・Pぽん」の方がガツンと来た。

・「秋の星々の都」(マイクル・ムアコック)読了。
 プファルツ選帝侯フリードリヒ5世と錬金術の絡みに関する仕込みが必要だという事が判った。
 だから俺はまだちょっと楽しみきれていないかも。
 とはいえマンフレッド可哀想過ぎる。
 セント・オドランが意外にも善玉扱い。ウーナッハタン視点からはド悪人なんだが・・・。
 クロスターハイムのアレは定番どおりで嬉しかった。
 「やったーミッテルマルヒ行けたよ~!(中略)ガッシ!ボカッ!アタシは死んだ。リブッサ(笑)」
 だった。
 どうでもいいけど2chSF板ムアコックスレのあの改変ネタは俺ですよ。って誰が読むんだあんなニッチ。

・最近レンタル屋に韓流とアメリカTVシリーズものの比重が高すぎて、他のものがどんどん減っているのが
 ほんとうに嫌で嘆かわしいと思う。「ウェイン&ガース」「拳精」「トップ・シークレット」を探したけどGEOに無いのって
 どうかと思う。
 
・ブッコフの特価コーナーに「ポケットシルバー」のコンピが500円で在ったのだけれど
 これって買い?それとも高い?
 その昔リオキュートにファンレター送ったら黙殺されてしまい、ことのほか憎悪した事を思い出したので
 心がささくれたものの、スタッドマフィンとマイカフレイクス聴きたいし。どうしたものか。

0020-06-24

【喧嘩】「大通り西11丁目こころのクリニック」は糞病院【上等】



























すいません、今回は憤怒&憎悪に燃えているので本気で書きます。
いつものゆかいな味にならないよ!読んでくれている皆さんごめん。

実は今、俺はけっこう強めの不眠に悩まされているのです
症状出てきたのが今年の5月初めごろ。

・寝つきが非常に悪い。AM3時とか4時まで眠くならない
・ようやくトロトロとまどろみかける頃には空が白みかけている

・しかしようやく寝られたとしても、熟睡ではない。すぐに眼が覚めてしまう

・その眼の覚め方も「シャキーン」ではなく、半覚醒のドロドロした感じ。だから

 「どうせ寝られないんだし色々するか(読書とかネットとか)」という選択もできず。

・逆に人々が起きだすAM6時とか7時くらいに、強い眠気がやってくる。
・しかし起きる時間なんで、持ってる限りのアラームを使う。その上朝コールもしてもらう。
・それでも一度で起きられない事多し。
・どうにか身体をひきずるようにして出勤→しかし午後半ばまで調子出ない
・疲れて帰宅しても、適正時間(24:00ごろかなぁ)に床に入っても眠れない
・以下ループ
・だから「一日寝られなかったとしても、翌日夜まで持ちこたえて、その後サッと寝る」というのも無効
・こういう事を繰り返しているうち、徐々に体調が落ちてきたようだし、なにかアタマがクリアな
 瞬間というのが全然訪れなくなってしまったんですよ。
 いつもボケーとした気分だし、仕事のケアレスミスも増えてきた。まずい。

こんな症状です。
あと、ちょっと寝ても身体が休まってないようで、背中とか脇腹が凄く凄くパンパンに張っているのです。凝りもひどい。
今は朝寝できる時(休日)とかにかろうじて4時間くらい寝て、それでどうにか保たしている感じに近い。

※最近レコダイがダメダメなのも、結局はこれが原因なのかも。いやきっと、そうだよね…

「ちょっとダメかも。病院でクスリくれねーかな」と思った。
周囲の友人知人も相方も薦めてくれる。
うむ、いってみるか。
という事でいろいろ調べた。
すると意外にも、すぐにいけそうな病院がない。予約必要なのはしょうがないにしても、「あとXX日後しか空きません」「来週以降でないと」云々。非常に敷居が高いんだ・・・・。
ここでもう既に疲れてしまったが、さらに色々調べてあちこち電話したり言ったりして話を聞いた。

その中で、とてつもなく傲慢で無礼な病院があったのでご紹介します。
こんなのを糾弾しないのは逆に世の為にならねーか、じゃやるかと思った。
以下お読みくださいな。

電話口での話です。

まず氏名・年齢・連絡先を訊かれた。
(必要事項ではあるだろうが、それは診療予約済ませてからの話じゃね?)
一応答えた。

そこからの応対がことのほかひどかった。
年齢はよくわからんが女性の受付(看護士かも)でありましたよ。

受「今の患者さんが診療受けられる時間が少なくなってしまうですよ~」
俺「??」

受「それで初診の方だと今ちょっと診療受けにくい状態でして…」
受「ご遠慮願っているところなんですよ」
おい、それって外来を断ってるという事ですか?なにそれ。一見の客お断りですか?
頑固ラーメン屋ですか?
非常にささくれた気分になったので
俺「はい?すいません、判りません」

と、ついズケズケと言ってしまった。
するとですね、上記の文言をもう1回そのままの言葉で繰り返しやがったわけですよ。
「自分の説明が通じなかったら、わかりやすく言い換える」という一般社会の礼儀(というか基本技能)が無いんですか?
本当にそのまんま繰り返したんだよ!信じられますか?
いっぱいいっぱいになった人が一縷の望みを託して精神科の窓口にものを尋ねる事も多いんでしょ?
当然そういう配慮があってしかるべきでしょ?なのにこの応対なんですよ。
人工無能(古)のほうがマシだぜ!
しばらく言葉を失ってしまった俺に
「どこかの企業様ですとか、ほかの病院からの紹介状でもありますか?」

となお訊いてきました。

ほう。それは
「デカいコネがあるなら診ますけれど、烏合の衆の声は聞きません!」
と同義って事になりますね。悪代官かよ

俺は普段、ブログで口汚くいろいろなものを罵ってはいますが、リアルでは割と
温厚&丁寧な物言いを心がけているつもりなんです。小心とも言うが。
しかしこのあまりの横着さに、つい常識に徹しきれず
「あのーそれは、【既存の患者さん用の時間がなくなるから新規お断り】って事でイイんですかね?」
と診も蓋も無いまとめをしてしまった。失礼なのは重々承知だが。
そうすると
「あ~ハイハイ、そういう事ですね」
と即答された。

ここで伝説の東芝クレーマーのように徹底して噛み付いてやろうかとさえチラと思ったが、それで残り少ない俺のHPとMPを消費するのさえもう徒労に思えてきたので

「そうですか、じゃもう結構です」
と撤退。
「はい、わかりました」
・・・・・・
そして電話を切った。

しかし電話を切って「さて次」と行こうにも、どうにも腹の虫が収まらない。
しばらく考えた。
こんな傍若無人な対応を受けて傷付けられた人は俺だけじゃ絶対ないはず。
もっと多くの人が当惑し悲しくきびすをかえしたはず。
だから晒します。ここまでヒドいのはもう「社会悪」とみなしちゃってイイと思うのな。

ここです!↓オフィシャルリンクからの無断引用だが、まあいいよね。
********************
大通り西11丁目こころのクリニック 心療内科 北海道 札幌市 中央区大通西11丁目4-22


こころのケアを中心とした診療です。 眠れない、やる気が出ない、元気が出ない、疲れやすい、イライラする、不安である、悲しくなるなど、心の不安が生活の不調を招いている方に対する、医学的、神経心理学的なご相談をお待ちしております。プライバシーに配慮した安心できる空間をご用意致しました。夜間、休日診療にも力を入れております。
近年、こころの健康とこころの病に対する関心と理解が深まり、心療内科や精神科を受診することは、以前ほど特殊なことではなくなってきたように思います。少なくとも、
「精神科とは狂人や危険な人のゆくところ」といったお話はほとんど耳にしなくなりました。

 しかし、うつや不安を訴える方に対して、
「気の持ちようでどうにでもなる」「ただの我が儘だ」などの意見が常につきまとい、「精神的に弱い人のゆくところ」
という印象はぬぐえないままのように感じます。

様々な競争の中で生き抜いてゆかねばならない我々に
とって、弱者の烙印を押されることは 耐え難いことであり、仕事を休んでまで心療内科の門をたたこうという気にはなれないのが実情と思います。 

 ある時を境にこころの健康が損なわれ、少しでも早く
健康なこころを取り戻したいと考えている多くの方々のお手伝いをしたい。それが心のクリニックの願いです。

***********************

だそうですよ。いい事言ってますよね。言うだけはね。しかし実態がこれなら、
そもそも言うなと俺は言いたい。画餅とはまさにこの事。

満員なのはしょうがない、初診患者を絞っているのも、理由があってやってるならまあ止むを得まい。
でもなー、この物言いに誠意って一つも無いだろうよ。それってどうなの?
俺は「あぁ今日も眠れないのか、とにかく楽にしてくれよ!自力じゃもう駄目なんだよ!」
という気持ちでお伺いしたんだぜ~?
患者を楽にしたいという姿勢を、せめてポーズだけでも出していただけませんかね?
一昔の区役所職員とか、自動車教習所教官並だよこの対応。お前の仕事は何だ?

あのなあ、俺は幸いにも「不眠」という軽めのアクシデントだからまだいいけどよ、
マジでアル中とか欝がひどいとか、幻覚や幻聴に悩んでるとか、今にも自殺してしまいそうとかいう 塗炭の苦しみを甞めている人がこういうけんもほろろな応対をされたら、一体どんな気持ちがするってんだ?どれほど絶望するんだ?もうちょっとシナプスに信号流していろいろ考えやがれ、と。
人生幸朗じゃないけど責任者出て来いコラ!ふざけんな。

今回は病院名晒したが、いささかも反省していません。
全てを考慮しても、貴様の行為を容認できぬ!(覚悟のススメ@山口貴由)
抗議・苦情・告訴するんなら、いつでもしてきやがって下さい。

メールここに送って来い!→recordingdiet@gmail.com

医療従事者としてお天道様に対して恥ずかしいと思わねーのかこの糞野郎が。
ていうかヒポクラテスの誓いと「赤ひげ診療譚(山本周五郎)」100回読み直せ、マジで。
あと、そもそも外来拒否してるなら姓名や年齢とか連絡先尋ねるなよ。双方時間の無駄では?

明日はもっとまともな病院探して行ってみるよ…。
こんな空疎な大言壮語を吐かない、常識がある人の居るところへね・・・

では最後にもう1回スクリームさせてください!皆さんご一緒にどうぞ!

YO!YO!「大通り西11丁目こころのクリニック」は糞病院!!!アスホール!あとこの受付女、虎に食われろ!Hooo!!


※追記
明けて翌日の今、少し直しました。とはいっても誤字訂正とか、練れていない箇所のリテイクだけ。
糾弾そのものは別に筆を曲げる筋合いでもないんでそのままに。
あと、病院名でGoogle検索したら当エントリがトップから7件目でヒット。少し笑った。Google、GJ!

ちなみに本日は別の病院で診てもらったのだが凄く親切だったぞ!(後述)

0020-06-18

スッペスッペインベインベ

個人的に「スペースインベーダー」発表(ある意味ビデオゲームのブレイクスルー的作品)30周年を記念して貼ります。

クリックしたら国籍選択画面が出るので「Japan」選択して下さい。
よくわからないが国対抗でインベーダー殲滅合戦を行って、敵国のスコアを吸い取れるらしいです。
あとはひたすらクリックしてインベーダーを消すだけ。
面白いのかと言われたら微妙。位置づけとしては「ソルバルウ」みたいなものか。
しかしサクサク進めて5分くらいで終わるので、飽きる前にいいタイミングで止められるのはいいと思う。

インベーダーTシャツとかあったら欲しいなあ。


0020-06-17

鼠先輩についてしつこく考えてみた

我らが先輩が事もあろうに日テレの朝ワイドショー番組「スッキリ!」に出演!世の中想像以上に病んでますね。イイですね。
午前中から見たいか聴きたいかと訊かれたら微妙だが、取り敢えず目出度いぞ!
というわけでコレ

他。
日課に従いスラシュディー女神、バラリザーフ大公爵、チャードロス神の御三柱へお祈りしつつ寝たところ、翌朝枕元にDVDが置かれていたので以下ご報告。
こんなのです。

「ハイレグマダムズ 男漁りの過激なバカンス」(CROSS)
'06年8月リリース
出演:憂木瞳/篠宮慶子/白川なつみ/真田ゆかり
監督:鼠先輩

さっそく観てみたところ、OPでいきなり「directed by NEZUMI SENPAI」ときた。かっこいいロゴと顔写真の加工映像もあり。
公式プロフとか各種媒体への露出だと「映像制作会社のADを経て~」云々と記載あるけれど、要はAV監督でした。それはそれで別にいいけれど隠すほどの傷や汚れでもないとも思うのに。CROSSオフィシャルサイトの監督紹介ページからは削除されちゃってるしなぁ。なぜ隠す?

そして更に見ていくと1分と経たないうちに
「デビューシングル「六本木」平成18年5月20日 全国のレコード店で」
と30秒スポットが。
2年前にリリースがあったのか?それは実現したのか?あと「全国のレコード店で」とあるものの、レコード会社名が全く載っていないのも判らない。今軽く検索したものの果たして発売されたのかさえ判らず。それともポシャッたの?謎は深まるばかり。
俺は全然判らないがAV界では有名な人なのかもしれません。どうもそうらしい。取り敢えず「六本木」は2年前から存在していた事はよく判りました。2年も前からこういうキャラだった事も凄いよなあ。急造の一発屋ではないというわけですね。いやあ勉強になる。

内容について。
一応観たところ、作品自体はそれほど愚息反応せず。「南の島で太陽の下、熟女4人があんなこともこんなことも」的な内容でした。本当に南国かどうかも怪しいものだったが別にいいか。
我ながら反応薄いなあ、昔は「ターミネーター」の2分弱のベッドシーンで抜くのも辞さない位だったのに不甲斐ない・・・とつらつら考えてみると、俺のオナニーネタ系統から遠く離れている為と判りました。では何が俺のボリュームゾーンか?というと
・リアル知人の痴態を想像する事
・援交もの
・盗撮

に三分されるのです。どうでもいいですか、そうですか。
ちなみに最近インポ治りました(御報告)。

憂木瞳主演らしいけれど、誰が憂木瞳かもよく判らず。申し訳ない。「ギルガメッシュナイト」の頃は細い目でムチッとした人だったような印象があるものの、そういう人は見えません。経年変化のせいなのか?チャーリー・ワッツは半世紀くらい全然外見変わらないのになあ。

ひとしきり皆さんがはめ終わったり、手コキでおびただしく放ったりした後、エンディングテーマが流れました!おおお!
ホテルのベランダで女優さん4人が背中を向けて佇む中、ひとり正面向き、意味無く正装した(赤い極太ラインが袖に入ったスペンサージャケットとトルコ帽という経緯の判らないゴージャス感あり。ちょっと「王様と私」風でもある)男優さんが物憂げに煙草をくゆらすワンカットのみ。これが5分くらい続きますw。
これは射精後の倦怠感と虚無感を表現しているのだな!はっきり判った。ヌき終わった視聴者が放心しつつ、見るともなく見ているのを前提にした長廻しなのではないでしょうかどうでしょうか!

どうもこの辺りは俺ごとき素人には判らない業界内輪ギャグなような気もしてきた。そもそもAVにテーマ曲は必要なのか?そういうのも自社内で制作しているというのが斬新なんでしょうか?誰か識者の方、ご教授下さい。

で、勿論EDテーマ曲は「六本木」。なんとバージョン違いだ。これが先駆形なのだな。歌詞が少し違う、アレンジも少し違う、歌唱法も少し違う。なんかすごくお得感あり!しかも歌詞テロップ付きだ。意外なのはこの先駆形のほうがわずかに高い音がする事(打ち込み各楽器の音色の事です)。今流通しているユニヴァーサル版は本当にカラオケボックスの音源と全く変わらないチープな音色なのだが、これはそれよりややいい音源を使っているような気もする。逆に音質を落としたのか・・・だとしたら正しいディレクションと言えましょう!
それにしても「ぽっぽぽぽぽぽ」も、無理矢理な転調も、やけくそ気味なボンゴ乱れ打ちもこの時点でもう確立されており、既に風格すら感じる。
それにしてもAVテーマソングとしてのこの曲のはまり方は凄いわ。本来こういう扱いだったのね・・・
本日はひとつ利口になった!

そしてまだ続く。

0020-06-10

鼠先輩「六本木(GIROPPON)」はなんだか物凄いですよ



音楽ネタ少々。
着うたとか着メロとかその手の携帯電話関係のガジェットは全然興味ない俺ですが、世の中着うたチャートなる業界があるらしいスね。どうでもいいですが。
さてそんな着メロ1位に突然輝いた、といっても1週だけらしいですが異例の新人がいますよ。CDリリース前なのにこんな快挙。
その名は「鼠先輩」。以下こんな情報をちょっと貼ります。

・「うらたん」から
ジャーマネの車にプリント!?只者じゃないぜ!鼠先輩
鼠先輩を訪ねて、遥々ユニバーサルまで行ってきた
 初めて「鼠先輩」に触れた異様なインパクトがリアルに伝わってきます。秀逸な紹介記事!まず見るならここ。
それにしてもインタビュー文面での先輩のぶん投げ感というかやらされてる感、ちょっと凄いです。
達観しているのかやけくそになっているのかよく判りません。とてもつらいのか悟ってるのか?どうとでもとれる!
ダイナソーJrを聴いた時にも通じる虚無感すら漂う文言ですわ。誉めすぎ。

ウィキペディアより
書きかけらしくてあまり充実していない

オフィシャル ←独自ドメイン獲るなよw
くそ重い

Yahooニュースでの初出
他いろいろなニュースサイトでこの手の報道あるが、みんな「ジェロ超えた」という切り口なんだよなー。なんで?

同じくYahooニュースから
ちょっと見ない間にハッスルてなんだか歌で戦うとかいう錯綜したのもアリになったんですか?マクロスか。

Youtubeでの検索結果
 個人的にはシンプルなカメラワークの居酒屋バージョンが好きだ。つか定点観測か。
 ・トイレから出てきてジッパー上げたりおしぼりで手を拭いたりしている。それがイントロ。
 ・両腕に腕時計装着
 ・タバコはパーラメント
 ・コップを傾ける時ちゃんと小指が立っている
 ・途中でいっぱいいっぱいになったらしく、コップに口をつけるが、飲まない
 ・「ぽっぽぽぽぽぽ」に入るところでタバコの指トントンがちゃんとリズム合ってる
かように非常にわかっていらっしゃる演技と構成。素晴らしいです。無意味スレスレです。
他にも「クラブVer」「キャバクラVer」もありますが、それぞれに異様な昭和感がとってもイイです。

音楽的に言いたいところも多々ありますが、ありすぎて書ききれないので略。
ただひとつ、これは「演歌」じゃないだろうと思う。ムード歌謡だろう。
ウィキペディアの「ムード歌謡」記事がとてもよくまとまっているのでご覧下さい。
こういう括りだとこの「六本木」非常によく判る。そうだよ演歌じゃないでしょ!

・ニコニコ動画アカウント持ってる人はこちらもどうぞ
「鼠先輩&綾小路きみまろ+吉幾三」のMADが秀逸。職人のセンスが素晴らしい。暇なのか

個人的には平成の「メモリーグラス(堀江淳)」だぁなー。
と思ってYoutube検索したら、すごく薄気味悪かった。こんな感じだったんだ堀江(呼び捨て)。
撤回します。これは違うな。
もっと似てる空気感の楽曲があったら、どなたか教えてください。

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この「鼠先輩」の出自について、オフィシャルは意図的に伏せてるようなので、次回ちょっとネタ投下します。といっても知ってる人は知ってると思うけれど。
という事で期待せずにお待ちください。続く。

0020-06-07

一行感想

・わが赴くは蒼き大地/田中光二(角川文庫)
考えてみれば海洋SFを読むのはほとんど初めてだ・・・少なくとも地球の海が舞台という点では。
(「スタータイド・ライジング」(D・ブリン)は異星の海話なので)
第2部と第3部の温度差に思わず笑ってしまった。いや決して貶しているのではない。
それまでの設定とプロットをある意味ぶん投げ。すごい計算だ。構成ミスなわけはないので明らかに作為的なものだろう。なかなかできる事じゃないですよ。惜し気もなく次のテーマを投入。
それにしても昔の長編は300枚程度でキッチリ収まっていて、ちょうど良いサイズで良いなあ。最近の小説ってぶ厚過ぎないか?何が悪くてこうなっちゃったの?執筆環境が電子化されたから?
やや長いサイズのあとがき(というか独立したエッセイとしても読める)「冒険小説の読めない人生なんて…」が素晴らしい。彼流の創作論を開陳。秘密の書斎を覗いたかのような気さえしてちょっとドキドキする。


・三国志の英傑/竹田晃(講談社現代新書)
たいへん格調高い文章なのだが(どえらい中国文学者センセーだから当たり前か)、時折筆が滑ったのか(いや、意図的なものだな)講談調になるのがなんとも微笑ましい。三国志というのは元々そういうものかもなぁ。なにしろ「演義」だし。
寝る前に読むとちょうどよくトロトロするのもいい感じ。すいません。


・イギリス交際考/木村治美(文春文庫)
なぜか分析できないが微妙に腹が立った。どうしてか判らん。
「曙のイスラマバード」はけっこう好きなのだが、どこに自分の好き嫌いのツボがあるか全くもって分析できない。
しかし海外生活本をパスポートさえ持ってない俺がどうこう言うのはかなり間違ってるよなぁとも、また思う。
この人は「愛を乞うひと」作者とは別人なんですね。今知った俺はホント無知無教養。


・辺境の惑星/アーシュラ・K・ル・グィン(ハヤカワ文庫)

読んだ事は読んだがまだ消化しきれていないので表紙についてだけ。
初邦訳はサンリオSF文庫で、そっちも持ってる(持ってるのに読んでないって一体何なんだ自分)が、それは竹宮恵子イラスト。申し訳ない事にちょっとその出来がきつかったのでこれまで食指が動かずスルーしていた。
今回もまたイラスト。岡野玲子作だ。おお~「コーリング」(つか「妖女サイベル」)みたいな味で、イイですよ!でも表紙と内容が全然即してません!なにゆえ?後ろの幽霊は一体誰?順当にいくとアガトだけどそんなくだりは無いし・・・。うーん「心話」の漫画的表現?違うような。
私見だが、80年代少女漫画家とル・グィンの親和性は相当高いような気がする。他作で表紙を描いた萩尾望都にしても、吉田秋生にしても、成田美奈子にしても。今の漫画家さんはSF読まないんですかね?俺は寂しいッス!


・あんちゃん/山本周五郎(新潮文庫)

短編8作。今回特にきたのは「菊千代抄」「七日七夜」。特に前者。
非常にダメな例えでいうと男装美少女萌え話です。救われない「リボンの騎士」とでもいうのでしょうかね。
男として育てられた姫(主税という名前までつけられちゃって)、長じるに従って累積する違和感、そして性の目覚め。これは苦しいわ。
ジェンダークライシスってなーこういう事?オレ学がないから判らんが合ってますか?
他、夜這いレズとか、ヤンデレ振り(マジで血を見るほど家来を折檻)とか、驚きの伏線とか、
「やあ、若さまのおちんぽはこわれてらあ」
いう大暴言(俺、いわゆる文学で「ちんぽ」と明言した小説初めて読んだわ)そして羞恥イベント等等、
現代的な視点で読むと随分示唆に富む一作でした(出まかせ)。漫画化するなら山口貴由(若先生)で是非よろしくお願い致します。

山本周五郎先生が怒りのあまり黄泉返ってきそう。すみません。

ああ、でも「青べか物語」だけはつらすぎてこんなナメた事書けないや(それが俺の限界)。
それにしても昔の小説って「人間いかに生きるべきか」というテーマから一歩もぶれないのよなー。当然か。それが文学の役目か。


・愛のゆくえ/リチャード・ブローティガン(新潮文庫)

ああまた買いなおしてしまった。通算4回目くらいか。擦り切れてバラバラに壊れたり人にあげたりしているせいだ。
女の人が掻爬するという結構キツイ話なのだけれど、なんでこんなに爽やかなんだ。未だに理由がわからん。あまりにも読み返しているせいで全然引いた位置で評せない。これはこれで困った事。
ところで、また再読して思った事がある。
「俺はこれから古今東西の「図書館がテーマの小説」を全部読むぞ!」
という事。
ボルヘスとかエーコとか村上春樹は基本として、他どんなのがありますかね?


・美味しんぼ 第589話その11(雁屋哲/花咲アキラ)
軽いむかつきはあるが、もう結構どうでもいいです。あー終わった終わった。
月1回二万円のメシ(トリュフパスタ)を食うと一家団欒になるらしいですよ!オーストラリアで毎日ボケた暮らしをしてるとこんな(以下3行自粛)

とはいえこんなに行き詰っているのを、あからさまに見せたのはなかなか凄いかも。
そして雁屋哲はともかく花咲アキラ(漫画界のチャゲ)は今後どうなるんだろう。


・ジェニーはご機嫌ななめ(作詞:沖山優司/作曲:近田春夫)/Perfume
意外にもこれまで聴かずに過ごしてきた。今回初めて某所で聞いたが
いまひとつです。
「GAME」の後に流れると聴き劣りするのは否めない。もしかして中田ヤスタカ氏はこの時点(EP「スウィートドーナッツ」C/Wだから'04年くらいか?)では割とどうでもいいと思っていたの?結構やっつけ感があるような・・・。
同じジューシィフルーツなら「夢見るシェルター人形」カバーすればよかったのに。でもそれだとフランス・ギャル~ゲンズブールという別の意味がついてしまうのか。それもあんまりか。ミン&クリナメンを思い出すような人は別にいませんか、そうですか。
イントロのあの有名フレーズの音色がなー、あまり良くないような気がする。あのマリンバと弦ピチカート音を混ぜたようなアレ。やや安易では・・・。これだと深田恭子の「キミノヒトミニコイシテル」のリフ音色と同じでは・・・。それとも当時流行ってたのか?
それから「抱き合って眠るの~♪」でそれまでのバスドラ4つ打ちがいきなり消えるので、聴感上すごく失速したように思えてしまう。抜き差し(つかメリハリ)の必要上消したのでもない事は明白。なぜ大サビ直前でこのようにつんのめるような理不尽な事を・・・。素人のオレにはよく判りませんが多分深い思想でもあるのだろう。
だがしかし大サビ「そうすればとにかく少しは」の整然としたコーラス(つか多分実際歌ったのではなく画面上でハーモナイズしたのだな)、トライアドが下降してゆくゾクゾクッとする感覚は素晴らしい。官能すら感じる(@「昴」/曽田正人)。個人的にこの部分大好きです。
ヴォーカルエフェクトが「近未来三部作」以前だからとても控え目なところが違和感の原因だろうか。だとすると、凄い事だぞ。生歌だと本人らしくないとさえ思わせるなんて・・・。
話変わりますが「スウィートドーナッツ」は同BPMのままでギターポップアレンジにしたら狂おしく切ない曲になるような気がする。・・・そうするとショコラになるのか?やっぱり却下。


・そしてこれまで全然「一行」感想じゃない件について。
 筆荒れてるなあ俺。全然推敲のあとがみられません!冗長杉!

いいわけ(シャ乱Q)

最近全然アップしてません。ごめん。

病気がち(今度書くかも)になってしまったり個人的にいろいろあったりしてアップさぼっていたのですよ。なんか全然PCに向かって黙々と書く作業ができなくてねー。HPとMPが結構下がってます。

とはいえ記録は続けていたので、これまでの空隙分を順次アップします。
これがまた相当な分量だもんで非常にアレなのですが、しかし必ず挽回するのでお見捨てなく今後もご覧下さいませ。

取り敢えず軽いものを一つ書いたのでご覧下さいな。レコダイとは無関係ですいませんが。