酒と過食について本気出して考えてみた

考えてみただけなので別に結論出てないです。そのあたり甘く見てください。なにとぞよしなに。


さて。
今日も今日とてまたやってしまった。飲んだあとバカ食いですよ。
今回は退勤後に飲み友達：同僚女子Sさんと楽しく飲んだ。ええいつものようにドメスティック・スタンドショットバーですよ。立飲み屋とも言うが。そこでビール一杯と日本酒一杯とおでん二皿（を二人でシェア）。オヤジの「晩酌セット」よりちょっと少ないくらい。ファストイン・ファストアウトって感じでしょうか。
ま、帰宅途中としては適量だな。そこで30分だか40分だか雑談してなにひとつ盛り上がる事もなくお別れ。月に2,3回くらいこういう事をしてます。ここまではいつも通り。
彼女は地下鉄で帰宅。俺はウォーキングしようと思ってバイバイ。
自宅までは約3.5km。ゆっくり歩いて45分少々の道程。とはいっても大きな道は煩いので俺は大抵迂回してちょっと離れたコースをとる事が多い。だから実質5km弱といったところか。
今回はことに寂しい裏コースをとった。人通りもほとんど無くて静か。暇なのでヘッドフォンをかぶりポッドキャスト「ＢＳ＠もてもてラジ袋」を聞きながらニヤニヤしつつ徘徊、いや散策。いやあ最近知ったけれどこのＢＳ＠もてもてラジ袋って凄く面白いね。という話はともかく、このあと過食した。
静かな道をトロトロ歩いていると、時折通りかかるコンビニがやけに明るく眩しく、「ちょっと一息ついていこう」となるのです。最初「酔い覚ましにお茶でも買うかあ」と思って入ったはいいけど、そこでなにかスイッチが入ってサンドウィッチも買ってしまった。
歩きながら咀嚼。大体2分半くらいで胃に消えた。
ここで本格的に魔獣（ジャバウォック）が覚醒。
歩きながら、心のどこかで次のコンビニを待っている自分が居るわけですよ。
もうね、なんというかね、「銀河鉄道999」のように、停車駅で必ず降りて、そんで遭わないでもええ災難に遭う鉄郎みたいな感じ？なら降りるなと。そんな感じで、たまたまコースにあるという理由で別に入らんでもいいセブンイレブンやらローソンやらセイコーマート（北海道ローカル）に入るわけですよ。そして焼きビーフン買っては隣の公園のベンチで寒さに震えながら食ったり、次のコンビニでおにぎりを買っちゃ歩き食いしたり。しかも食い終わるとメモしてるんだよ。メモをとる客観性だけは残ってるのだ。
まあ事態がここまで至ると、さすがに「このバカな行為には意味があるはず」と、食いながらもちょっと考察モードにも入ったりするわけです。その間さらに別コンビニに入り焼き鳥買ったりしてる訳だけどな（串は持ち帰って本数確認した）。
上記コンビニの配列は、寂しい裏道という事もあり決して多くない。大体1kmあたり一軒程度です。俺は4軒入ったのだ。1時間のうちに。ははは･･･。

さて、俺はなんだってこんなアホな行為を、アホだと思いつつ（記録までして）それでもなお止められなかったのか？
一般性はないかもしれん。俺個人にしか通用しない言い訳かもしれないが、敢えて言うと、

胃への刺激を/胃の不快感を/和らげたかったのだ。

その刺激/不快感は何から来るのか？
↓
酒ですよ。
ちょっと待て。酒飲んで不快なのか？胃がイヤな感じなのか？
･･･どうも、そうらしい。
しかし、俺は自宅一人飲みの時は別に食いすぎる事もなく肴を食い終えている。
そのあと更に胃に悪いとされるコーヒーとか緑茶を飲んで寝る事さえも多い。
しかし特に不快刺激を感じたりもしていない。

自分のペースで飲む分には決してバカ食いしないのだ。そこには何の破綻もない。
なら、どうしてこうなるのか？
考えてみたら人数の多い呑みの帰途も、買い食いしがちだ。こういう時は気分も上がっており、ハイペースでガンガン飲む。で、深夜のなか卯でハイカラうどんのつゆまで全部飲んでたりしてる。
・・・・・・
・・・・・・
段々繋がってきた。

量を過ごす時、あるいはハイペースで飲んだ後に俺は過食するのだ。
とことん飲んでしまうと朦朧として眠くなり、逆にものを食うどころではなくなって寝てしまう。
妙に疲れてしまうのかもしれない。肝臓がフル回転すると、どんよりしてくる。
ということは、このバカ食いは肝臓の出す指令じゃなく、胃の指令なのだな（素人考えだが）。
どうも、胃壁の感じるアルコール刺激を緩和させたいが為に「早く異物を入れて吸収速度を弱めてくれえ！」と言ってきてるんじゃないかと、そんな気がしてきた。
適量を適正ペースで流し込んでる分には、胃壁はびっくりもせず黙々とアルコールを吸い取っているのに、その処理速度を超えるとクレームをつけてくる、といった感じなのか？体感的にはそう思えてきたぞ。
そしてそれに意識で対抗しようとしても、ほとんど効果がない。
この不快刺激を和らげるためにはなんだってするようだ。
これだけレコダイに熱中している俺が、記録はしても食うのを止められないのだ。

そして！「人数が多い」「自分より酒の強い人」との飲みの時に、最大ペースで爆食欲が沸くらしい。
自分より弱い人との飲みの時には、無意識のうちにその人のペースに若干合わせる為にスローペースとなり、そういう事態には至りにくいようでもある。

さっきの同僚女子Sさんは自他共に認める酒豪。あまり強くない俺に合わせてくれたんだろうが、それでも割とペースは速い。（もちろん彼女が悪いわけではない）

なあんだ、そういう事か。

そして帰途、歩き出した俺のお腹はもう何かチリチリした感触があった。
で、明らかに「ああ速くこのチリチリを消したいなあ」と、うっすら思っていたわ自分。
思い起こせば、よく飲んだ日はいつもいつもいつもこの感覚があったのだ。今はじめてはっきり意識化した。

という事で、中間結果が出ました。
酒の後のバカ食いを緩和する為の対策です。
・いかなる飲みであろうと、つまみはしっかり食う。そのほうが結果的に食う量は減る
・可能な限り自分のペースを守る。雰囲気がよくてもアッパーな空気に満ちていても死守する。
・店員にウザがられようともチェイサーを頼む
・そこまで気をつけるのがウザイと思ったら、むしろ飲まない/飲みにいかない方を選択する
以上！