0019-07-21

考えてみたらすごく当たり前な事に気付いてホームセンターへ行った





「格闘技って奴は、突きつめてくと、必ず解剖学にブチ当たる…」とは範馬勇次郎の名言。妙に納得できる。

レコーディング・ダイエット「助走」がそろそろ1ヶ月経過する。来る2ヶ月目からは「離陸」つまり「口に入れるもの全てのカロリーを記録」という段階に入る予定だ。
さて、そこで当然「どうやってカロリーを計るわけ?」となる。
岡田御大は

ファミレスやファーストフードのメニューにはたいてい、カロリーが表示されている。それどころかコンビニの弁当やお菓子、ドリンクもほとんどカロリー表示がある。つまりコンビニやファミレス、ファーストフードが氾濫する現在という時代は、実はもっともレコーディング・ダイエットに向いた時代なのである。

と看破しておられる。俺も今迄、目にしてはいても見ていなかったが、確かにそうだ。びっくりした。
ここまではこの前も書いた事だが、さすがに生鮮食品は例外だ。なにしろ規格生産物じゃないからね(厳密にはキッチリ決まっているのだろうが、エンドユーザに判る形ではない)。値段と重量と100g/円表示くらいか。

というところで。
俺は割と自炊する方である。まあ、独身男としては、そこそこに。大したレベルでもないが、来客にパパッと酒の肴を作って振舞ったりとか、ご飯を炊いてありあわせのおかずを作る程度には。
最近数ヶ月は全然さぼりがちで買い食いと外食ばかりだけれど基本的にはそうなのだ。
が、これまで一回たりとも計量した事がない。全てテキトーに目分量でやってきた。計量カップは米を炊く時にしか使ってない。適当に切って焼いたり煮たりしてきただけ。まあ自分で食うものだし、そんなに不味くもないから、これでいいやあ程度にしか考えていなかったのだ。食材も調味料も全てにおいて、そうだった。
しかし。カロリー計算するにあたっては、当たり前の事だが、まず対象物の分量を判っている必要がある。掛け算割り算をする元データが無いとなにもできない。
カロリー表それ自体は本もたくさん出ているし、WEBにもとてつもない数が落ちている。
もっぱら検索サイトで「XXXX(←食材名)  カロリー」と打ち込むと、まず1件目で目指す数値が判るのだが、これだけではいかんともしがたい。自分の食材の重量と、そのうちどれくらいをこれから食うのかを、これからは把握していかねばならないのだ。
という事でホームセンターへ行ってハカリを買いました。TANITAの安いやつ。2980円。
俺は今まで、実家にあったような、ある種元型的なスプリング式ハカリしか知らなかった。これを買うつもりでいたのだが「当然計る際には食材を皿の上に載せるわけだから、あとで皿の重さを引き算しなくちゃいけなくて面倒だなあ、料理のたびにそれをやるのか、これからメンドクセ」と少しげんなりしていた。
が!知っている人はナニを今更ともお思いでしょうが、最近のハカリは「デジタルクッキングスケール」だのというスカした名前になっており、「台の上にまず皿だけを載せ、そこでポチッとボタン押すと皿重量がマイナスされ、改めて食材込みで皿ごと台に載せると、食材だけの重さがバーンと出る」という仕組みなのです。これは便利!つか誰もが願っていた機能じゃないか。さすがだ。
・・・気になって検索したら、上記は「風袋引き機能」というらしいね。これって常識?「ゼロリセット」とも言うらしいが。それにしても「ふうたい」なのか「かぜぶくろ」なのか、はたまた全然違う読みなのかさえ判りません。ううぅ~語彙貧しいなあ俺。
そして、大きめの電卓も買った。これを台所に置いておけばカロリー計算は万全じゃないか?
うん、よさそうだ。強いて言えばメモ帳でもあるともっといいな。
それにしても、これからは今迄みたいに思いつきで材料を足して煮たり焼いたりできないという事なのだな。
作る前に全ての食材を出して、それを切って計ってメモして、おもむろに調理にとりかかるという方式にならざるを得ないだろう。
・・・やっぱりめんどくさいな。
でも、やるんだよ(根本)!!

そして、この文頭の範馬勇次郎の台詞で俺が何を言いたかったかというと、
「痩身ってやつは、つきつめると必ず栄養学にぶち当たる」
という。それだけ。
すいません。つきつめるまでもなく避けて通れない概念だわな。
栄養学というか、その以前の基本知識だよなカロリー計算って。
そして、カロリーなんて栄養学全般の中では一部分に過ぎないわけで。
・・・えー・・・
まあなんだ、俺は女装して女子短大にでも潜入して講義の一つでも聞いてみるべきなのかと少し思った。興味出てきた。

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