0019-07-02

ナハトムジーク

昨日6/30の備忘録。
本当に長い1日だった。疲れた。
後輩・・・というか年少の某友人の結婚披露宴に出席。
急ぎ帰宅して風呂入って着替えて一息つくともう午後5時近い。あたふたと出立。が、しかし駅へ向かう途中でスニーカーソックスを履いている事に今更ながら気付き、自分の馬鹿さ加減に暗涙にむせびつつ100均で黒靴下購入。トイレで履き替えた。
式場は豊平館。非常に古い洋館。つか明治からの文化遺産みたいなもんじゃなかったけ。要は鹿鳴館みたいなもの。「シュマリ」(@手塚治虫)で華本男爵がブイブイゆわせていたところだったはず。お妙さんが洋装でダンスさせられて疲弊していた場所でもある。そんな事はどうでもいいか。
詳細省くが場所の選定も料理も式次第も小道具(一斗樽の鏡割りとか升とか)も非常に良かった。こんなにイヤな感じのしない宴席は久し振り。やっぱり人間センスだと思うのだ。

二次会は某ライブハウスでセッション+隣の居酒屋で飲み食い+向かいの控室みたいなバースペースでチルアウト等々、あの地下空間が占拠された感覚すらある異次元な一夜。凄かったぞ!9時過ぎから3時まで引っ張るなんて・・・。
ところで、俺はやり過ぎてしまったかもしれない。
鍵盤弾き語りとか、セッションに強引に入っていったり。
というのもやっぱり、ここ数ヶ月あまりにナニがアレで撓められたものが多く、なんだろう・・・無意識の埋蔵量がけっこう飽和していたのかな。溢れていた。人前でこんなに歌ったのは初めてかもしれない。
もうないかもしれないから記念がてらソロでやった曲を列挙しておく。
・please,please,please/The Smiths
・stella by starlight/V.Young (standard)
・caroline,no/The Beach Boys
・I saw the light/Todd Rundgren
・ひとつだけ/矢野顕子
・jolie/Al Kooper

いやーベタベタな選曲だわ。が、反省はしていない。
意外にも評判良かった。
他のセッションバンドや芸達者の皆さんの弾き語り等々もそれぞれに良かった。
終わったのが27時過ぎ。自分意思弱すぎ。早く帰れよ。
タクシーが全然つかまらないのでやけくそで歩いて帰った。これがまたとんでもなく疲れた。
悪酔いしかけてるわ眠くて堪らないわもう夜が明けかけてるわで、2kmくらいの道なのにトロトロとしか歩けず30分くらいかかった。
ダラダラ歩きながら思ったけれど、俺はやっぱり音楽が大好きだなあと。歌とか演奏している時の高揚感があれば、普段のナニやアレも消えていくような気さえするのだ。俺はこういう時の為に生きているんだなあと、なにか深いレベルで腑に落ちてしまった。

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