0020-02-03

食いたいものも食えないこんな世の中じゃポイズン餃子


夕食作ってたら包丁で右人差し指を軽く切ってしまった。いててて。
タイピングがすごくやりにくい。
それはともかく、「人差し指」という名前にも関わらず、普段の生活では他人を指差してはいけないという社会常識がある現状に全然即してない呼称なのはなんでだと思った。教えて金田一先生。


よく行く激安スーパー(特に名を秘す)で、冷凍餃子があったので時節柄「おいおい大丈夫かよ」と製造元をラベルで確認すると、ともかくにも北海道内だった。それはいいとして、しかし他のコーナーでこんにゃくとか白滝とか煮蕗とか切干大根とか筍水煮などを同じように見てみたら、ことごとく中国製。ああ、やっぱり・・・。さもなければこんな常識外れの安値にはならないよなあ・・・。
当然買い控えたが、そもそもラベル表記自体どこまで信用できるのか、あんな少ない記述でエンドユーザはどうやって判断したらいいのか、ものすごく不透明なものを感じてしまう。
たとえば青果や生肉ならともかく、加工食品(上記のように切干大根とか煮蕗など)だったら、表記が取り敢えず日本であっても
「産地は中国だけど加工したのは日本で」
「産地も加工も中国だけど最終的に密封して梱包して出荷したのは日本の工場で」
でも製造地は日本国内となってしまうよ?まあ悪く考えすぎでなければいいけれど。
上記までキッチリ記載してくれたら取り敢えずは安心なのだけれど、現時点では望むべくもない。
(消費者センターなどへ訴えかければ、ひょっとすると実現できるか?)

となると、「安すぎるのは警戒して」程度しかできそうにないが、更に裏をかかれて
「安くもないのに(単にボられて)中国製」という商品が氾濫・・・なんて、ありそうだ。

その昔、ウチの親はまだ悪名高くなる前のヤマギシから野菜や肉を買っていたのだが(確かにすごく美味しかった)、…ま、ヤマギシはあんまりとしても、信頼できるルートからだけ買うというのが一番いいのかなあ。

友人談:「餃子は自分で作るのが一番!」
↑正しすぎる。しかし皮まで自作するのはちょっとさすがに。


「闇」の寄せ手が攻め来る時、
六たりの者、これを押し返す
輪より三たり、
道より三たり、
木、青銅、鉄、水、火、石、
五たりは戻る、
進むはひとり

ああ、何度読んでもかっこええ。巻頭言でガツンとくる本にハズレなし!
その最高峰はもちろん「三つの指輪は、空の下なるエルフの王に~」のアレですが、それはひとまずおいといて。

「闇の戦い」シリーズの3巻目「みどりの妖婆」(スーザン・クーパー)買った。バカ安かった。
前作「光の六つのしるし」が映画化され、昨年末からひっそりと公開され、大したヒットにもなる事なく終わってしまったのでw、続編である今作、そして更なる続編「灰色の王」「樹上の銀」はきっと未来永劫映画化されないであろう、よかったよかったw。
「光の六つのしるし」映画は結局のところ「ポッターバブル~何匹目のドジョウだ?」的な実に大雑把&原作への愛が無い無残な出来だったようで、古くからの原作ファンは皆落胆&憤慨しているとの事。観ないでよかった。
というのも。

1.ホーキンは出てきません
2.炎のしるしはありません
3.6番目のしるしはウィルの魂

だったそうです。ハァ?
…甞めてるのかこの野郎。金返せ。払ってないけど。
と言いたくなる。
つか、こんな非道がまかり通るなら、もうファンタジー良作を映画化するのは止めてくれ。本気で思う。
(例外:「ホビットの冒険」をPJ監督でなら、いつまでも待ってます)

さて今作「みどりの妖婆」。「マナ・マック・リール」という単語も出てきて、じわじわとケルトがかってまいります。これが次作「灰色の王」ブラァン少年の登場で怒涛の盛り上がりへと加速していくのだけれど、まあ今回は伏線程度・香りつけ程度。それでもけっこうワクワクする。
初読時の高揚はやっぱり薄れていなかった。やっぱり秀作だわ。
新装版も出ているので書店でもチェックしやすいと思います。皆さんご一読を。
「ポッター棚」にきっとひっそりと置かれているはず。

「solstice light」という「闇の戦い」シリーズのファンサイト発見。素晴らしい充実度。データベースが圧巻。
管理者JIN & SHURI氏の力量に感謝しつつ無断リンク(すみません)。
いやあアイラモルト飲みたくなったなぁ。あのヨード臭いの、けっこう好き。

【スーザン】闇の戦いシリーズ【クーパー】
古参ファンはこちらへw。


前項でちょっと触れた「指輪物語」10巻目(追補編)を買った。意外にも購入するのは初めてである。
というのは旧訳版(ガンダルフビーム文庫)だけをもう読んで読んで何度も朽ちたり失くしたり(駄目)、その都度買い直していたので、当然その6巻後半(上記追補編)は熟知していたのだが、これは残念ながら省略版なのだった。暦法とか言語・文字記法についての描写だったので瀬田先生も「さすがにこれは蛇足じゃ?」と思って省いたのか、それとも製本上の都合で省かれたのか。事情は判らないが幾分割り切れないものを当時から感じていた。
大型愛蔵版(赤表紙三巻本!)には完全収録だったのだけれどなあ。
今回、廉価な文庫で完全追補編が入手できて嬉しい事だ。
索引も付いているし、参照ページがキッチリ照応できるので(新版文庫版でその後買い揃えたから)個人的にはかなりお得。しばらく楽しめそう。
これで指輪物語は旧訳・新訳ともコンプリート。
とはいえ、まだ「終わらざし物語」「トールキン小品集」がまだ残っている。先は長い。

指輪物語&映画LotR関連スレ過去ログ集

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