0020-01-18

本日の天ツバ【スタイル・カウンシル】

遅まきながら今号のTarzan買った。「なりたいカラダになれる!」特集。
3ヶ月、6ヶ月、1年計画で身体改造するという、いつも通りといえばいつも通りなのだけれど、基礎トレ法を詳述してあったので嬉しい。自宅でできそうだ。
あと、こんな体育系雑誌にも関わらずレコダイがフィーチャーされており(4ページ)、岡田御大も顔出していた。
明らかにスタイリストがついている外見だった。特に靴の選び方と服のカラーコーディネート。こんなに垢抜けちゃって・・・。
ま、それを痛いという人も多いが、俺はいいじゃないかと思う。

「スタイリストがついて、一時哂われて、でもこざっぱりした方がなんだかんだいって好印象につながった例」
を今考えてみた。

1位 江川紹子
一連のオウム報道の折、もうほとんど毎日TV出演していたのは皆さんご記憶にあるでしょうが、その時の外見がまたなかなかに凄かったじゃないですか。えーと言葉を選びつつ言うと「質素」。メガネも宗兄弟(古過ぎ)みたいだったし、髪もピンピンはねてたし、衣食住に全く気を遣ってなかったのがあまりにも丸判り。ま「一切をかなぐりすてて事件を追ってる」というのがびしびし伝わってきたし、ある種鬼気迫るテンションを感じた。仕事はこれくらいの真剣さでやるべきという事ですよね。
が、「オウムよかお前がやべえよ」とすら当時思ってしまったのも事実。ああこんなゲスな事書くってホント天に唾する行為だな俺。この人の本は割と好きなのに。フォローになってないか。
で。
ある時から妙にこざっぱりとした服やヘアカットで露出するようになって、
「そうだよね、やっぱり少し気を遣わなきゃね、女の顔になったな紹子・・・これで愚息もビンビン!」
とか思った(かなり誇張あり)。
そういえば橋本聖子が人間に戻った時も似たような事思ったな。なんたってそれ以前が「モジモジ君のボディスーツにパンチパーマ」だったものなあ。
話が逸れた。

2位 庵野秀明
日産自動車CMでの業界人然としたオシャレさに愕然とした人は多かろう。サンダルとハーフパンツじゃないし。髭を刈り込んでるし。
こうやってみると男前である。足も長いし顔も端正だし。畜生羨ましいなあ。
さいきんニコニコ動画で「帰ってきたウルトラマン」見たけれど、ラーメンズの人を側溝に寝かせておいたみたいな外見だった。そこから物凄く遠い距離を歩いてきたんだなあと思う。
安野モヨコは夫の服をすべて取り仕切ってるんだろうか?

3位 ピーター・ジャクソン
「指輪物語」を映画化してくれたという事で俺の中では21世紀の偉人に既にカウントされたPJ。
マイケル・ムーアを側溝に(略
俺の持ってるLOTRのDVDにはメイキング映像やらインタビューやらでPJ露出がそりゃあ多いのだけれど、マジ巨ピザ、外人レスラー髪(各自想像せよ)、ジャンボレンズメガネ、赤ら顔、チーズとニンニク臭い息を吐いている、という完璧超人だったのに、そしてそれを愛するファンを裏切って「キングコング」のプレミアでひさびさに人前に姿を現したPJは!もう往年のデイブ・スチュワートかジョージ・ハリスンか!と見まごうばかりの痩身素敵オヤジ。意外に眼光鋭く、ちょっとアッシュグレイに染めた長髪が良く似合う。ため息の出るようなストイックなオヤジ美貌がそこにあった。がああー!キングコングじゃなくてお前がCGやないか!それなんてモーフィング?とつっこんだファンも多いはず。あと明らかに服のセンスが数段良くなっていた。
しかしよく考えると、これは
「スタイリストがついて、一時哂われて、でもこざっぱりした方がなんだかんだいって好印象につながった例」
じゃ全然ないよな。すいません。単に痩せただけか。

4位 岡田御大
ここらへんが妥当な順位かと。


番外:今井紀明
この方は逆に、「お前こそスタイリストをつけるべきだ!」という提案です。
どういう方向に持っていくかというと、えー言葉を選びつつ言うと、アウトロー系ですね。

同世代であれだけ眼に力のある人が他にいるか?なんでVシネにこの人を起用しないのか俺には判らん。
それっぽい格好をしたら絶対にこの人はイケる!俺は的場浩司以来のポテンシャルを感じる。
スタイリストというか週刊実話か劇画マッドマックスの担当デザイナーがつけば万事いい方向に転がっていくと思うよ!

あと、俺に映画の才があったら「魚河岸ものがたり」を彼の主演で作りたいとさえ思う。
意外にいけると思う。本当だ。上記アウトロー系とは真逆の位置ですが。
しかし上げてるのか下げてるのか判らなくなってきたな。

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