0020-01-16

巡航:86日目(1/15分)【食エコ、読エコ】


朝(家)/7:30
豆乳+野菜ジュース 200kcal

昼(外)/13:00
チカの海苔つきフライ定食   計570kcal
十穀ごはん80g  135kcal
チカフライ3尾 300kcal
レタス少々 --
千切り長芋酢の物 小鉢*1 30kcal
椎茸と切干大根の煮浸し 50kcal
大根のハリハリ漬 50kcal
味噌汁 50kcal
コーヒー*1 5kcal

間食(買)/16:30
サラダせんべい(小袋)*1  120kcal
緑茶 --

夕(家)/21:00
モスの菜摘@ロースカツバーガー  230kcal
紅茶 --

他/
マルチビタミン+マルチミネラル*2  5kcal
グレープフルーツキャンディ*5  70kcal
烏龍茶 1L --
計75kcal
***************
摂取カロリー総計  計1195kcal
体重60.7kg  
体脂肪率 18.8%

運動:
 ウォーキング  なし
***************
大幅アンダーカロリー。

今日は物凄くお腹が減っているはずなのに、見て下さい! これしか喉に通らなかった!!

北31条のネパール料理「ラム」へ行こうと北区をぶらぶらしていたのだけれど気が変わり、ほとんど5年ぶりくらいに北40条の「ひるや」に入ってみた。
あまり変わってなかった。
俗に言うオーガニック系の「意識の高い」めし屋兼カフェである。

店長らしき初老女性に「これとってもいいから」とトリイ・ヘイデンのあの一連の虐待児童本を物凄い勢いで薦められた事を思い出す。その折は、「ああ~、こういう事かぁ~」と正直たじろいでしまったがフードはとてもとても美味しかった記憶あり。

孤独のグルメ」では(←最近オレこればっかりだな)、その系統の店に入った主人公・井之頭五郎が「典型的なそういう店だなあ」「どうも苦手だな やっぱり・・・」というモノローグを発してしまうエピソードがあり、この件に関しては俺も割と同感なのだった。

客層は女性多し。どうもみんな中野千鶴子の心の後輩?あと、ファミレスまで落としたくないわたくしって感じ?
と思う俺は本当に心に毒を抱えすぎかも。なにもそこまでエコを憎む事ねーよな自分。
とはいえ、じゃあ他のナニならお前は満足かと問われても答えは出ない。ごはんは美味いほうがそりゃ良いわけだし。
それにテーブルも別にペトペトしてませんでした。

お味は、どこにも文句のつけようもない美味しさです。素晴らしいの一語あるのみです。シャッキリポンと舌の上で躍るわ!(@栗田ゆう子)
「ごはん少なめに」とお願いするとホントに予想したとおりの少なさで嬉しかったですよ。普通は「減らしてこの程度なの?」という、優に200gくらいあるごはんとなってしまい、そのあたり釈然とせぬ毎日を送っていたところだったもので、ここはポイント高いです。
・・・女性客多いからそういう配慮に満ちているんだろうなあとか推測される。
あと盛りつけが美しい。昔は全然そんな事考えもせずただただ貪っていたけれど、いやキレイです。器も趣味がとてもいいです。

「スイマセーン!追加でいわしと大根のカレーライス下さい!大盛りでね!」とは思わず。
ゆっくり食べて満足。
食後のコーヒーがまた美味かった。こんなにレベル高かったけ?それとも俺の味覚がまともになったというだけの事なのか?

他。前と違って灰皿が完全撤去されており、まあ・・・そういうものかとも思った。俺もここまで繊細を売りにしているところでスパスパ吸う気はないので、それはそれでいい。

さらに他。
前より電波な本が減っていた。以前もうちょっと工作舎系のニューエイジ本の比重が高く、それがまた妖気を漂わせており、いかにもな感じだったのだが今は普通のタウン誌なども詰まれており、・・・うーん、一般化したのか?
それもそれでいいです。

それはそうと、考えてみれば実家メシの味がほとんどこれに近い域に達しているのだが、もしかしてウチの母親は相当にレベル高いのではないかとも思った。あなどれない。

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上記読み返してみると、今日のというか最近の日誌が「孤独のグルメ」に偏りすぎており、未読の人は意味不明箇所が多すぎたかもしれません。そのへん、改めてお詫びいたします。
・・・でも感じ感じ。
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「オールウェイズ・カミングホーム(上巻)」(アーシュラ・K・ル=グィン/平凡社)買った。100円!素晴らしい拾い物です。
ありがとうブッコフ。
上下揃いじゃないからタダ同然なのだと思ったが、それにしても心の底から値付けセンスが無いよブッコフ。
だが、そこがいい!(@前田慶次)
これからもバカ値でマニア本を放出して下さいまし!

濃すぎて誰にもお薦めできませんが、これは汲めども尽きぬネタの宝庫。まあネタとして使う気のある人限定ですが。超一流の設定資料集です。初読時は「なんてとっつきにくいんだ、ル=グィン先生、逝っちゃったねえ(→こういう方向に)」と僭越にも思ったものだが、これはギリギリで娯楽作品として成立している。つかトリップ素材だわ。敢えてストーリー比重を低めて、素材のまま(勿論ほんとは緻密に計算している)の異世界文化記述に徹するという手法。
全然「天然」じゃありませんですよ。ヴィジョンをドバドバ放出する人と、それを取捨選択して地誌としてまとめる人の二役を難なくこなしているのです。

これはもう「ひとりトールキン親子」だわ。と、「シルマリルの物語」「終わらざし物語」読んだ人しか判らない形容をしてしまいましたが、ま、そういう事です。トールキンが言語学ならル=グィンは文化人類学を援用してるということか。
・・・あ!ル=グィンの家系からすると、親の代からの伏線とさえ言えるのか?おおお~!こんなところもトールキンと照応してるぞ!

と思いきやメタな視点も導入されているし(パンドラのエピソード)。ものすごく語り口が技巧的です。



それにしても下巻はいつ100円で見つかるのかな。

本日は意図せずしてエコロジーなものに終始。

5 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

チカフライとは??ググってみたらワカサギに似た魚だそうで。と言っても、ワカサギ自体も殆ど食べた事ないけどw
同じ日本でも食文化って違うもんですね。

Ben Hanscom さんのコメント...

やあ~こんにちは。
そうそう、同じ事を真逆の角度から思ったわ。この件は日誌に書き忘れていた。

チカフライのカロリーを調べようと、いつものように検索していたものの、全くヒットせず。
おかしいと思いつつ「ちか カロリー」じゃなくて一単語「ちか」にしてみた。何故ならこういう場合
まずwikipediaかなにかが上位にくるはずなので、取り敢えずカロリーではなくとも概略は判るだろうと踏んだから。
しかし、それでも出ない、と。女名前ばかりが無限に表示される。
さすがにおかしいと思い、さらに調べると北海道から東北でのみ流通しているらしいのですよ。
なるほどそういう経緯か。
しょうがないのでワカカギフライの数値を援用しました。ちかのほうがやや大振りらしいので1,2掛けくらいにして。
お味は淡白で骨も柔らかく、アタマからバリバリ食えます。白身です。
フライか天麩羅、もしくはそのまま焼くのがいいと思いますよ。
単価はかなり安いですw。
チカフライ大好き!庶民のお味って感じ。

俺は子供時分から食べ慣れていたのでなんの疑問もなかったけれど、ローカル食だったなんて逆に驚いた。
そのうち「日本全国味めぐり@美味しんぼ」で究極VS至高対決に使われるかも。そんなわけないか。

おっしゃる通り食文化って違うんだなあ~・・・ってすずすずさんはどちらにお住まいなの?
差し支えない範囲でそのうち教えてくださいな。箱根から西とか東とか、そのくらいで構いませんので。

Ben Hanscom さんのコメント...

参考

http://www.zukan-bouz.com/kyuriuo/tika.html

匿名 さんのコメント...

箱根の西か東かと言えば、真反対ですかね。早い話九州(notウチナー)在住です。

Unknown さんのコメント...

おお~そうなのですか。
イメージが貧困なもので
・ラーメンになぜか稲荷寿司がついてくる
・酒豪しかいない
・実はそんなに「おいどんはXXですたい!」という喋りではない
・実は新幹線開通している
・公務員がアロハシャツ着用
という足りない連想してしまいました。

だからというわけでもないですが、今後とも「レコダイ:北の狼・南の虎」(水島新司)という感じでダラダラ頑張りましょう。