良いニュースは小さな声で語られる~Don't Play Too Loud~

先日23日夜は久し振りのセッション。仲間内でバンド（というかユニット）をやる事になり、その3回目なのだった。これが結構面白い。

Vo,AG：H君♂
EG、Cho：言いだしっぺT君♂
EG、Cho：そのTとアコースティックギターデュオを組んでいるM君♂
B：K君♂　俺とは長年の友達
Key、Cho：俺♂　
Cho：Fちゃん♀　T君の奥方
Cho、Tp：Aさん♀

以上7人。といっても固定メンバーでもなく、別にうち一人二人が来なくともセッションはやるというもの。
基本的に
「T君が書いた曲をH君が歌う」
「静かな歌モノ主体」
「かっちりとアレンジを詰める」
「インタープレイに頼らない」
というコンセプトがあり、歌や演奏のセンスが合って性格的にも気心が知れている、といった選択基準があるらしい。メンバー選定は言いだしっぺ(リーダーとも言う）T君が行った。

とても非常識な編成です。
まず、コーラスをとる人が異常に多い。ビーチボーイズかロジャー・ニコルズか？これで緻密にハーモニーアレンジを施すと物凄い事になるんじゃないかとか思える。まあ今のところは雑なヘッドアレンジのみだけれど。
次に、ドラマーが居ない事。
感覚の合う人が居れば是非生ドラムが欲しいのだけれど、この手の「全然ロックじゃない」「抑えた音に終始するドラムアレンジでもイヤじゃない」「できればブラシ等のスキルがあるとうれしい」という厳しい条件だと、すぐには見つからないのですよ。今のところは仕方なくリズムボックスを使っています。
他、上モノがとても多い事。
ギターが3本と鍵盤とトランペット。今はいいけどアレンジ詰める際どーするんだ的な事も思いますが、でもこれはこれで個性かな。ペイル・ファウンテンズかバカラックか。そんなのも簡単にできそうだ。

3回目に至って多少楽曲も固まってきたし、イイ感じ。
もうロックバンドなんてやる気は毛頭無いけれど、こういうのは嬉しい。

ベル&セバスチャンや大瀧詠一みたいな瞬間もけっこうある。
このメンバーでライブもいいけど、レコーディングしたいなと思う。
ああ、ここまでリスナー感覚でやれるユニットってほんと久し振りだ。

もうちょっとセッション回数重ねると、もっといい感じ。
映画でいうと「かもめ食堂」みたいな感じというとフィーリング掴めますでしょうか。
小さく緻密な綺麗な音で、今後もいけるといいなあ。




それとは全然関係ないが、


本日の天ツバ：
「田中宥久子の造顔マッサージ　１０年前の顔になる　マッサージＤＶＤ付きＢＯＯＫ」
という本の表紙がとても怖い。気合入りすぎ。
モデルより著者の方が100倍キャラ立ってる。
あのメガネの奥の瞳は宇宙の深淵だよう～おっかないよう～

あの表紙を見るたびに、幼時に見た
「笑ってもいけません　泣いてもいけません」というコピーのCM
（確かパックだと思う。どこの企業のものか失念）の恐ろしさに近いものを感じる。
怖くて夜泣きしそうです。

偉い人だというのはよく存じていますが、
女性で知らぬ人はいないくらいのカリスママッサージ師というのはよく存じていますが、
ひょっとしたらタカツカヒカル級に身体が持ち直すマッサージなののかもしれませんが、
俺、一冊の本も読んでないばかりかYoutubeでマッサージ風景をさらっと見ただけなのでスイマセンが、
どう見ても永井荷風コスプレです。本当にありがとうございました。

オレは藤原美智子先生の方がイイなあ。藤原先生にならどんな屈辱的なプレイを強要されても（略